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結局あの声は何だったのか? 王位戦を中断させた謎の声、その正体を勝手に推理してみた

将棋界の頂点を極める者たちが繰り広げる、静寂と緊張に支配された盤上の宇宙。そこに突如として響き渡った、対局とは全く無関係な男女の声。

 

藤井聡太王位の防衛戦で起きたこの前代未聞の珍事は、多くの将棋ファンを驚かせました。緊迫した勝負の裏で起きた少し不思議な出来事について、報道された事実を元に、想像の翼を大きく広げてその正体を探ってみたいと思います。

 

目次

 

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盤上の宇宙を揺るがした「ガラスをつくってるつもりなんで…」


事件の舞台は、2024年8月19日、福岡県宗像市にある「宗像ユリックス」。将棋界の八大タイトルのうち七つを保持する藤井聡太王位が、6期連続のタイトル獲得に王手をかけて永瀬拓矢九段を迎え撃った、第66期王位戦七番勝負の第4局でした。

 

先手の藤井王位が53手目を前に、深く沈思黙考に入ります。持ち時間を使い、最善の一手を求めて思考の海に潜っていく。対局室の誰もが固唾を飲んでその一挙手一投足を見守っていました。藤井王位が考え始めてから96分が経過した、午前11時35分頃。その静寂は、あまりにも唐突に破られました。

 

「いやいや…」
「…ないです」
「ガラスをつくってるつもりなんで…」

 

天井に設置されたスピーカーから、まるで別世界の出来事のように、複数の男女の会話がクリアに流れ込んできたのです。

 

一瞬、何が起きたのか理解できない対局室。しかし、声は止まりません。異変に気付いた藤井王位が怪訝な表情でふと天井を見上げ、隣の永瀬九段も盤上から顔を上げました。二人は記録係に「すみません…」と声をかけ、対局は異例の中断を余儀なくされました。

 

この事態に、ネット上では瞬く間に様々な意見が飛び交いました。「最高峰の対局に水を差すとは何事か」「将棋連盟の会場選定は適切だったのか」といった厳しい声が上がるのも無理はありません。勝負の行方を左右しかねない、あってはならないトラブルでした。

 

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緊迫の中に見えた、人間味あふれる一幕


しかし、この緊迫したトラブル対応の最中に、思わずこちらの緊張まで解きほぐされるような、微笑ましい一幕がありました。

 

関係者が原因究明に走る中、立会人の中田功八段が「昼食休憩、12時からだっけ?」と記録係に確認します。すると、誰よりも盤面に集中しているはずの藤井王位が、すかさず「12時半です」と冷静に、そして的確に訂正を入れたのです。

 

この何気ないやり取りは、実はこの対局がいかに濃密であったかを物語っているように思えます。対局者はもちろん、百戦錬磨の立会人でさえも、目の前の盤面に意識を集中させすぎるあまり、お昼休みの時間を少し忘れてしまっていたのかもしれません。

 

それほどの熱戦が、そこでは繰り広げられていたのです。ホテル側の設備トラブルは猛省すべき点ですが、この人間味あふれる小さな「うっかり」が、張り詰めた空気を少しだけ和ませ、私たちファンに勝負の厳しさの裏にある温かさを感じさせてくれました。

 

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で、結局「ガラス」の声は誰だったのか?


さて、本題に戻りましょう。日本将棋連盟からの公式発表によれば、原因は「対局室隣にある音響設備の受信機が、館外の電波を偶然受信してしまったこと」だそうです。つまり、どこか別の場所で行われていた会話が、時空を超えて(?)対局室に流れ込んでしまったというわけです。

 

では、あの「ガラスをつくってるつもりなんで…」という、妙に耳に残るフレーズは、一体どんな状況で発せられた言葉だったのでしょうか。ここからは、筆者の完全なる推理の世界です。

 

推理①:近所のガラス工房の職人さん説


最もストレートで、牧歌的な推理です。宗像市のどこかにあるガラス工房で、師匠と弟子が作品について熱く語り合っていたのではないでしょうか。

 

「いやいや、その吹き方じゃ厚みが均一にならん」「この繊細さが…ないです」「こっちはな、ただのコップやない。芸術品としてのガラスをつくってるつもりなんで!」そんな職人魂あふれる会話が、電波に乗って飛んできた…と考えると、なんだか日本のものづくりの一端に触れたようで、少し豊かな気持ちになります。

 

推理②:市民劇団の熱血稽古説


公共施設である「宗像ユリックス」の別の部屋で、市民劇団が次の公演に向けて稽古に励んでいた可能性も捨てきれません。演出家が役者にダメ出しをしている場面だったのかもしれません。

 

「いやいや、今の演技じゃ感情が伝わらない!」「自信が…ないです」「君は今、ガラスのようにもろく、壊れやすい心を表現する役なんだ!そういうガラスの心をつくってるつもりで演じてくれ!」…そんな演劇論が、盤上の戦いにシンクロしたのでしょうか。

 

推理③:IT企業の白熱カンファレンス説


現代的な解釈も可能です。もしかしたら「ガラス」は物理的なガラスではなく、比喩表現だったのかもしれません。

 

例えば、どこかの会議室で、IT企業の開発者たちが「我々は透明性の高い(ガラス張りの)組織をつくってるつもりなんで、情報の非対称性をなくしたいんです」といった具合に、組織論やプロジェクトの理念について議論していた、という可能性も。ビジネスマンたちの熱い議論の一端が、偶然にも紛れ込んでしまったのかもしれません。

 

真相は藪の中ですが、いずれにせよ、私たちの日常のどこにでもある会話の一コマが、歴史的な対局の、しかも最も緊迫した場面に紛れ込んでしまったのです。

 

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王者の泰然自若

この予期せぬハプニングの間、藤井王位も永瀬九段も、決して集中力を切らすことなく、泰然自若としていたといいます。

 

結果的に、中断時間を含めると藤井王位の実質的な考慮時間は214分という、前代未聞の長考となりました。そして、その長い思考の末に指された53手目は、相手の桂馬を取る、勝負を大きく左右する厳しい一手でした。

 

どんなアクシデントも、自らの思考を妨げる要因にはしない。二人のトップ棋士が持つ、鋼のような精神力に改めて感服させられます。

 

今回の件は、施設側にとって大きな教訓となったはずです。中田立会人が語ったように「二度と起こってはならないこと」。しかし、この少し不思議な珍事を経て、私たちは勝負師たちの人間味や、盤外での驚くべき対応力を垣間見ることができました。

 

今後、このようなトラブルがないことを心から祈りつつ、この「ガラスの声」事件も、数々の名局と共に、長く語り継がれる王位戦の忘れられない一場面として、将棋ファンの記憶に刻まれるのかもしれません。

 

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